工期はゆっくりめに作成し、約2・3か月で完成しました。室内外において三重県産材を使い、洒落た移動空間に仕上げることができました。
今回は三重県と協議をしながら“三重県産材の新たな利用方法を探る-A材利用による木造化に加えた木質化の推進”をベースに試作品として完成させました。トレーラーハウスとしての法規制に伴う重量やサイズに留意することはもちろん、木の耐久性・耐候性にも工夫をしながらデザイン・施工方法にもこだわりました。
快適に過ごせることはもちろん、災害時の応急仮設住宅として利用することも考慮しております。特に水に浮くという木の特性に目を付け、防水性を向上し、沿岸部での水災害に対しても、将来役に立つように工夫しております。
今回の試作品はけん引免許が必要なタイプですが、近々、どなたでも気軽に利用できるけん引免許不要なタイプを用意して、自宅の庭先・余暇利用や車移動での旅行などに使用して頂けるようなタイプも考案中です。乞うご期待ください。