HHDのトレーラーハウス能登へ

いつも株式会社ヘリテッジホームデザインのブログにお付き合いいただきありがとうございます🍀

HHDが2022年新たな試みに挑戦した三重県産材を使用した木製トレーラーハウス🌳

石川県能登半島の北端珠洲市にお住まいの柚さんからご連絡をいただいたのは

令和6年能登半島地震の発生から2週間ほどが経った1月半ばのことでした✉

それから9か月強の間、お互いの顔も知らないままたくさんのやり取りをさせていただき

雪の多い能登の積雪に対応できるよう屋根の形状を変えるなどの手を加え

先日受け渡し書類を持って柚さんの元へお邪魔してきました🖋

現地へは後日運ぶトレーラーハウスのより安全な経路を確認するため久しぶりのlongdrive🚗

三重ー滋賀ー福井ー石川ルートを選択し工事区間はあるものの順調に車を走らせ

柚さんとの待ち合わせ時間に到着する目途が立ったところで遅めのお昼ご飯🍚

お天気悪かったけどせっかくなのでテラス席で能登の海
明るいうちに到着したかったので昼食時間15分💧

お腹も満たされてあと一息と思って出発しましたが
のと里山海道の七尾市に入ったあたりから対面通行はできるものの

地震の被害に加え9月の大雨の影響で道路に地割れの後が残るなどし

時速40㎞規制が続きました・・・

雨がしとしとと降り始め少し陽が落ちかけたころ

柚さんとの初めての対面は

美味しいコーヒーをいただける自家焙煎珈琲 鈴鈴堂さん☕

受け渡し書類を交わした後たくさんのお話を聞かせていただきました。

能登半島を横断する「のと里山海道」は復旧したけれど
1本道路を入った集落の復旧はまだまだ手付かずの状態が続いていること。

家屋の解体も道路の修復も進まない中、やはり能登で暮らしたいという住民は少なくないということ。

柚さんは金沢に移住した女性の『あの頃は疎ましいと思っていた雑草でさえも今は懐かしく愛おしい』という言葉を忘れられないとおっしゃった。

柚さんは今回の地震、豪雨で被害にあった自宅跡地を綺麗に整備し

脆弱な地盤の上に住宅を再建するより、安価でできるトレーラーハウスを提案するため

敷地に建てられるトレーラーハウスを展示して地域の方々に体験してもらおうと計画しているという。

 

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現地にて後日お届けするトレーラーハウス鍵のお引き渡し🗝

初めてお会いした柚さんは街のため人のために頑張るとっても素敵な方でした✨✨

今回トレーラーハウスをきっかけにご縁をいただき能登半島を訪れ

街や道路の復旧作業が遅々として進んでいないことを目の当たりにしました。

これから訪れる厳しい能登の冬を考えると

被災地の1日も早い復興を切に願ってやみません。

珠洲市を後にし輪島市の仮設住宅にも立ち寄ってきました。

奥能登を表徴する黒瓦の屋根に床や壁に石川県産の木材を使用した木造長屋の仮設住宅

車いすの利用を考慮したスロープがついていて幅広い利用者層を考えた造りになっていました。

木造の仮設住宅はプレハブと比べて長く使用でき

2年間の入居期間後も市営住宅に転用するなど被災者が長く住み続けることができるのだとか

断熱性や吸湿性が高く、木の香りには癒し効果があるほか、触れたときの温かみもあります。

仮設住宅を木造で建てることの意味は言わずと知れたことであると改めて感じました。

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